26日目:2件のMTG~強引な売り手といい顔している人たち
1件目、売り手の言いたい放題の典型を見る。
手口がみえみえ。
よくもまあそこまで図々しい要求ができるもんだし、よくもまあそんな要求をのもうとするし。
我々の仕事はニーズを聞き、絵を描くこと。
だけど、あまりにも突拍子も無い要求ばかりされてもね~。
こういうときに必要な能力のひとつは、ごちゃごちゃしたニーズをスパッと簡単に纏め上げることでしょうね。
最近気付いたのですが、スキームの手続は、組み合わせの順番を間違えると思いっきり課税されるときもあるし、上手くやれば租税回避ができたりします。
スキームのパーツをパズルのごとく組み合わせるのがFAのお手並みってやつなのでしょうか。
でも、さらに今日気付いたことは、能力のひとつとしてそれは大事だけど、それだけじゃ足りないこと。
自分の思っていることを、どんな相手にもしっかりと伝えられること。
自分の軸をしっかりもっていないと、強大な相手を説得することはできないし、説得するためには相手よりも相手のことを思わなきゃならないし。難しいけど、それがこの仕事の面白いところのひとつですってね。
自分は、若輩者だけど言うべきところはちゃんとタイミングを見計らって言おうと思います。
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2件目、社長たるもの事業を誰よりも愛さなければならないと。
全然違う分野の社長をやれといわれても、やらざるを得ないに本の組織で、それでも与えられた仕事をやりぬく中で、徐々にそれに愛着がわいてくるみたい。
さらに、もっとその事業を好きな人たちがいて。
M&Aの世界は究極をいえば資本の論理で動く。
だけど、それとは違うところで、与えられた仕事を愛している人たちもいるわけで、それを強引に取り去ってしまうことがいいのかどうかってのは結構難しい。
新しいビジネスをやりたいと言っているときの輝く目、この道を何十年も歩んできたと言っているときの顔つき、とてもよかったです。
だから、どうなろうと私は覚えていようと思います。
そうやって話をしてくれた人たちのことをね。
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自分の資金をリスクにさらすのが投資家とすれば、自分の人生をかけて仕事をするのが職人なのかもしれない。
どっちもえらいことですよ。
金は金の力で取り返せたりするけど、過ぎた時間はもう絶対に戻らないわけで、人生を賭けた人たちの論理もちょっとは考えに入れたいところなんですよね。
でも、逆から考えれば、強引な売り手も、自分がそちらに見方をしている時にはその人のことを考えてしまって、同じように強引なスキームを考えてしまう可能性だってある。
それは、交渉戦術なのかもしれない。
クライアントのニーズを満たすように、相手を叩くべきところはしっかり叩くべき。
しかし、どんな時も相手へのリスペクトは持ち続けたいと思った。
だって、私自身ではそんな企業を作ることはできていないし、相手はそれができているわけで、一笑に付すような提案であっても、もしかしたら本質を付いているかもしれないし。
要は、決め付けちゃだめってことですね。あと勝手に解釈しないこと。
ニュートラルに考えよって昔の上司が言っていて、それはある意味今でも役立つことかもしれないですわ。