2008 年 12 月 30 日

ドラマ監査法人より

カテゴリー: A day in the life — SKY @ 11:59 PM

今更ながらまとまった時間がようやくとれたので全6回観ました。

第4回までは大手監査法人の崩壊、そして第5回と第6回は今後の会計士のあるべき姿についてという感じでしょうか。

1.粉飾は過去からの積み重ね
粉飾決算は業績悪化等の理由から為されるわけですが、結果として巨額の粉飾になろうとも最初の一歩はあるのです。しかし、それは最初に止めておかないと、加速度的に膨らんでいくわけです。だから、不正・誤謬の兆候があったらそれが僅少であってもその時点で指摘しておくのが大事なんでしょうね、誰にも制御できなくなる前にね。

2.引き金を引く
粉飾決算について不適正意見又は意見不表明とすることはある意味で「引き金を引く行為」ですが、実はそれを引かせるだけのネタは過去からの積み重ねで作られてきたものです。たまたまある時期に許容範囲を超えたから、ある人が引き金を引かざるを得なかった。ある登場人物が「時代と闘っている」と言っていたのもそういうことなんだと思います。

3.数字の後ろにあるものごと
会計士は数字が得意。コンサルらしきこともやったりする。例えば、指導的機能とか、M&Aアドバイザリー業務とか。
それがどこまで本当に会社のためになっているのかはわからないときもある。
Valuationで事業計画の分析をするにあたり、「人件費を●百万円削減してみたら株主価値はこうなります」なんて説明をしたりするけれど、そのシミュレーションの先にあることにまで本当に意識が行っているかというとそうでもない。

米国式に考えれば会社は株主のもので、従業員はコスト。とてもわかりやすい。しかし、その考え方で本当にいいのか、正しいか正しくないかではなくて、自分がどう考えてどう行動するか。さらに不確実性が増している世の中なので、だからこそ基準をしっかりと持って仕事していきたいですね。数字は写像でしかないのですからね。

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