2008 年 10 月 1 日

M&A国富論―「良い会社買収」とはどういうことか

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 9:34 PM

M&Aに関する考察みたいな本。

M&A国富論―「良い会社買収」とはどういうことか
岩井 克人 佐藤 孝弘
プレジデント社
売り上げランキング: 45539

時系列でいくつかのケースを追ってます。頭の整理になります。

特に印象に残っているのは、
・ポスト産業資本主義の時代は、ハコとしての会社(法人学としての会社)の機能が強くなる。それは、会社の中身たるヒトに価値創造機能が依存しやすいということ。だから、敵対的買収は割に合わない。
・敵対的買収が理論的には絶対に成立しないはず、でも株式市場を美人投票の市場と見れば、一般投資家は敵対的買収に応募してしまう
・法的に制度を作っても、行動させるためのインセンティブがなければならない。例えば、議決権比率に応じて制限事項を設けるとかの提言があった。
・米国は種類株式の上場によって、資金調達をし、経営権を支配し続けている企業がある。それはGoogleも然り。その点、日本の方が正直に株主資本主義を徹底している。

脳を活かす仕事術

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 9:27 PM
脳を活かす仕事術
脳を活かす仕事術
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茂木 健一郎
PHP研究所
売り上げランキング: 97

茂木氏はブログの更新がメチャメチャ多い人で有名。
1日に何度も更新するのでGoogle Readerに「mogi」タグを作らないと、彼の投稿で埋め尽くされてしまいます。
と、なぜ彼がそんなにブログを書くのかがちょっとわかるような本です。

本では、運動系が大事と言ってます。
運動系ってのは、文書を手書きしたり、何か身体を動かして自発的にやることです。現代人は受身でいろいろなものを見聞きするのはなれていて感覚系は発達しているけれども、運動系は特に意識していかないと使われないようです。

仕組みの人の本

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 9:14 PM

仕組みの人、Hacksとの違いは、テクニックか哲学かだそうな。

最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
泉 正人
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 410

著者は、ファイナンスリテラシーの教育をしているようです。
内容は、どっかで読んだことがあるようなものが多いですが。

仕組み=再現性

ということで、アルバイトにでもできるようなマニュアル化するのが良いらしい。

ただし、仕事は「作業系と思考系」があるらしく、作業系はマニュアル化に馴染むが、思考系は馴染まないと。
まあ、当たり前ですが、物を探すのに1日の大半を費やしてしまったりしているなら読んでみる価値があると思います。

できる部下には仕事を与えすぎない方がいいとの事。
部下に自由に考える時間を与え、そこから部下がBreak throughしてくれるのを待つ。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 9:07 PM

速読だけじゃダメだ

といってますが、別に速読を否定してません。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座
小宮 一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 70

読書のレベルを

速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読

の5段階に分けて考えているようです。

ここでいうところの熟読ってのがキモで、他書やネット等と関連付けながら読む読み方らしい。
大学の時に学問の教科書を読んだときのような感じでしょうかね。あとは、会計基準のモノノホンを読みながら、基準の原文をあたるとかもそういう読み方でしょうか。

読書をすれば頭がよくなると著者は主張しますが、その読み方にこそ大事なことが隠れているようです。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 8:56 PM

今日発売みたい。10分くらいでさらっと流してきたのですが。

・ウェブと本とどっちが情報ソースとして信頼できるかという議論は、勝間氏がネットサーフィンをあまりしないことを鑑みるとわかるかもしれない。
・調べたい分野があるなら、とりあえず本屋に行ってその分野を読んだ方がいいとか。
・ネットの記事を斜め読みするように、本も、斜め読みするものと熟読するものを区別した方がいいみたい、これは小宮氏の著作に通じるものがありそうです。
・本屋が著者の名刺の集まりと考えるらしい。その中から、お気に入りの著者を見つけるそうな。
・さらに、学術書を除けば、所詮本は「著者の与太話」なのだから、実際の所は自分で実践して真偽を確かめるらしいです。
・ビジネス書は書きつくした感があるので、別の分野に挑もうかと考えているらしい。
・洋書の翻訳か原書を薦めてた。これは、勝間氏が最近翻訳本をだしたのと関係がありそうな。

軽く読めるので、ランチの後に本屋に行ってさらっと眺めてみるといいかもしれません。
いずれにせよ、勝間氏は売るために書く努力の5倍するひとなので、この本も他の本を売るための戦略があちらこちらに見え隠れ。
それをあざといと取るか、あっぱれととるか。
まあ、ここまで売り込みをしようってのはある意味すごいです。

2008 年 9 月 28 日

官僚との死闘七〇〇日

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 5:23 PM

あまり読むことがない政治の本。借り物です。

官僚との死闘七〇〇日
官僚との死闘七〇〇日
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長谷川 幸洋
講談社
売り上げランキング: 13208

経済学部出身者としては、政治にはあまり興味も期待もないのですけど、いろいろありますね。
思考パタンがビジネスとは全く逆です。

5兆円の税収増があったら、それを赤字の返済にまわさず、使い切ってしまうとか、普通にビジネス的に考えるとありえない話が、彼らの思考パタンでは普通のことだということにびっくりです。

あと、金の流れで政治を決めるというのも興味深いですね。
道州制なんかの話が出てきましたけど、道州の税制が国税からの交付金であるならば、全く改革の意味ないわけで、逆に道州の税収を国に交付するとか面白いですね。
道州同士の競争を出せとかね。

まあ、東京一極集中を解消するためには、システム・機能(ハコ)から変えないとどうしょもないってことなのでしょうね。

誰かが、政治と経済の中心地を変えたら?といってたりしますが、それも1つの手。

いずれにせよ、国の将来は一人一人がよく考えておかないとならないものでしょう。

企業が5兆円の売上高を上げるのはかなり難しいですが、国は5兆円が誤差であるということ、それはいかに国が巨大な集金マシーンであるかということを示していると思います。そういう機能を野放しにしているのは、自分を含め政治に全く興味を持たない人々なんだということを覚えていようと思います。

2008 年 9 月 27 日

大人の時間はなぜ短いのか

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 12:32 AM

ジャネーの法則が気になっている身としては面白い本。

大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書 460G) (集英社新書 460G)
一川 誠
集英社
売り上げランキング: 664

◆ポイント
・代謝の状況で体感時間が変わる。朝は実際よりも短く感じる。
・感覚は錯覚だらけ
・時速40km以上の世界はここ百年のこと
・自分のペースを見つける
・いろいろやることができる時間があると錯覚するが、実際にやれることは想像以上に少ない
・時間に出来事を詰め込みすぎない
・時間感覚については、自分でよく考える

2008 年 2 月 24 日

【書評】「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 1:52 PM

アマゾンやブロガー間で好評の本。
上巻も読んだけど、上巻は当たり前と言うかあまり発見の無い話が多かったけど、この下巻は「たしかに」と共感できる部分が多数ありました。
上巻を読んで無くてもすんなり読めるので下巻だけでも読む価値はありますね。

要諦は、「二分法」とそれをいかに超えるかというところでしょうか。
会計を一番の視点にしている人は、どうしても「効率化」という視点で物事を見てしまいがちで、それは「短期的思考」につながりやすい。

「会計がわかればビジネスがわかると」いうのが今の世間の風潮なのですが、「そんなのは大間違い」というのが山田氏の主張。
それはもちろん会計は無駄だと言っているわけじゃないのですが、会計さえわかればビジネスはわかるというのは浅はかだってことなのでしょう。

ビジネスは二分法では超えられない壁を「別の視点」、「一挙両得の解」というのを限りなく考え続けること。それはもう科学じゃなくて哲学の世界での話だそうです。

他にも、「計画思考」の弊害とかは「確かに」と共感。さらに「カード」っていう視点を提供するとはなかなかやりますね。

といった感じで、同じ会計士として日々違和感を抱いていたところをうまく説明してくれた本っていうわけでお勧めできますね。

2008 年 1 月 3 日

富の未来 アルビン・トフラー

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:59 PM

ゼネラルな知識をインプットするための読書。
混沌としている世界を読み解いている人たちはどういう視点なのだろうかというのが気になったのがきっかけで読み始めました。

1年半くらい前の本だけど、興味深い内容でした。
箇条書きで書いてみれば、

  • 経済は3つの位相があり、農業、工業、知識となっている
  • 構造の深部にある「空間、時間、知識」を切り口にする
  • GDPに反映されない生産消費者と生産消費活動に意識を向ける
  • 世界が悪い方向に向かっているという主張はその裏側を見ていない
  • 悲観論者は思考ストップしてしまう
  • 米国は壮大な実験の場
  • 知識は非競合財
  • 企業、政府、教育等は動くスピードが全然違っている

といったところが面白い部分でした。

この本もそうだけど、優れた本というのは巨大なチームで練られているようです。
一人が知っていることは特定の部分でも、それを組み合わせれば良い具合に補完しあえるというところでしょうか。

富の未来 上巻
富の未来 上巻
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A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一
講談社 (2006/06/08)
売り上げランキング: 611
富の未来 下巻
富の未来 下巻
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A. トフラー H. トフラー 山岡 洋一
講談社 (2006/06/08)
売り上げランキング: 578

2007 年 12 月 23 日

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:59 PM
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代
ダイヤモンド社 (2007/12/14)
売り上げランキング: 1

最近の勝間氏の出版は怒涛の勢いですね。
ノウハウ系を学びたいなら読んでもいい本だと思います。

面白いと思ったのは、

1.フレームワーク力をつける

2.知の3点測量法

3.細胞記憶

といったところでしょうか。
簡単にまとめてみると以下のようになります。

1.フレームワーク力をつける
フレームワークに則らない分析というのは井戸端会議と一緒というのがマッキンゼーの方々の意見なのだそうで。
会計士だった勝間氏はフレームワークなどは考えたことも無かったみたいで、思いつきでポンポンと意見を述べていたらそのように捉えられたとのこと。
例えば、空→雨→傘 フレームワークなんてのがあるらしい。
空は事実、雨は解釈、傘はそれに従った行動
を指すとのこと。これらをごちゃ混ぜにしちゃならんということらしい。

2.知の3点測量法
何か知らないことを調べる時に、情報の出所を1つに限るのはリスキー。少なくとも3つ以上の観点から検討したほうがいいようです。
世の中いろんな人がいますから、意見もいろいろあります。
それらを総合的に判断するのは自分自身でしょってことだと思いますが。

3.細胞記憶
何かを学んでも、頭でわかるだけじゃだめで、身体にしみこませるのが大事らしい。
無意識でも行動できるくらいに習慣化するためにはしばらくぎこちなくても続けるのが必要らしいですな。

2007 年 12 月 16 日

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:19 PM

なんとなく、胡散くせーなーと思いながら本屋で立ち読みしたら思いのほかマトモな内容だった本です。
かなり真剣に金融リテラシーについて考えさせられる本です。

スタンスは、持家が「負債」と考えている点で、ロバートキヨサキと同じです。キヨサキが言ってた話をもうちょっと日本向けかつ現実的にアレンジした本かなと。
例えば、給与の3割くらいの不労所得を得ようとか、投資リターンは年利5%もあれば十分とか、こっちの方がサラリーマンでもとっつきやすいかなと思いました。

ちなみに、著者は最年少で会計士2次試験に合格した人らしい。
いろんな意味でぶっ飛んだ経歴の人であるので、参考程度に。

投資は自己責任でっていわれても、そもそもどう考えればいいのよ?という具体的なアドバイスが欲しい人は読んでも良いかも。

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
勝間 和代
光文社 (2007/11/16)
売り上げランキング: 3

2007 年 8 月 10 日

73日目:意義からはじめる

カテゴリー: 本のレビュー, 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

そういえば、だいぶ環境にも慣れてきてペースもつかめてきている気がする。
だいたいMAX程度の厳しさがどんなものだかもわかってきたし、緩急の付け方も身についてきた。
ちょっと余裕が出てきたので、読書をすこし。
昔は本ばかり読んでいたけど、いまはあまり読まないというか、読む暇があれば寝る生活をしてた。

ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 669

意義からはじめる。
目標を持つことは諸刃の剣でその使い方を間違えるととんでもない方向へ行ってしまう。
極めて個人的な考えというのを大事にしていきたいものですね。

2007 年 6 月 12 日

30日目:フーチャリスト宣言

カテゴリー: 本のレビュー, 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

梅田望夫さんの「ウェブ進化論」が面白かったので、今度の新しい本も買ってみました。

フューチャリスト宣言
フューチャリスト宣言
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梅田 望夫 茂木 健一郎
筑摩書房 (2007/05/08)
売り上げランキング: 213

なにしろ、業務が忙しいので、読む暇があまり無いんですが、ちょっと早起きしたりとか、夕食の後のひとときに読んでます。
やっぱ、梅田さんの本、面白いです。
フューチャリスト同盟ってのに、自分も参画したくなってしまいましたよ。

なるほど、と思ったのは、今後は、

専門家 & フューチャリスト

の構図になるかもしれないってところです。

専門家は、狭い知識を深く、フューチャリストは幅広い知識を、、、、ってこれじゃスペシャリストとゼネラリストなんですが、ゼネラリストと違うのは、フューチャリストは実利に裏づけされたオプティミズムに満ちているってところでしょうか。

スペシャリストになりたければ、
「3度の飯よりそれが好き」
っていうものじゃなくちゃモノにならんし、いやいやでは結局好きなやつには勝てないようです。
たしかに。
才能うんぬんってはなしもありますが、好きで才能があるやつが最強ですからね。

—-

梅田さん、ついでに「グーグルをあまり使わない」って言ってたりします。
つまり、彼は500人くらいのブロガーを集めて、彼らの情報を日々ゲットしていくことで必要な情報にキャッチアップしていっているみたいです。

一日500人もチェックするの!?と思うかもしれませんが、RSSがあればそんなに苦じゃないですね。私も既に30人くらいのブログはRSSに受けてますし。しかし500人はすごいですわ。

—-

さらに、大学等システムが過去のものってのも面白いですね。
つまり、大学ってのは、「知が有限の時代」の産物なんだそうで。
現代は、知がほぼ無限大だし、ハイスピードで進化しているし、なんというか、知の臨界点を超えて知が知を呼ぶスパイラルになっているようで。そんな時代に、大学をありがたがるのはどうか?って話でした。

システムとしての大学は、しがらみ上必要かもしれませんが、こと個人に限れば、自分が学びたいと思ったら、本気でそう思うなら、Google先生を窓口に、知を探すことだってできるわけです。

—-

要は、主体的に行動して問題をつくり、それに自らの仮説をたて、立証するという自然科学の基本的スタンスを実践できる人ならこれほど面白い世の中は無いってことらしいです。

梅田氏はIT業界の人というか、ITに詳しい人であることは間違いないですが、ITを切り口に、社会のあり方まで考えている点が面白いですね。

まだちょっとつづきがあるので、それは明日に読みます。

——————————————–

そういえば、日経新聞に某銀行グループへの処分について、減点主義の弊害とか書かれていましたね。

私自身、減点主義のさいたる大学入試等々をへて今を生きているわけで、減点主義の気質を理解しているわけです。
思うに、減点主義って楽なんですよね。基準があって、それから外れた人の点を減らしていけばいいのですから。
でも、加点主義というか、成果に点をつけるのは難しいですね。
何をどれだけ加えればいいのかに唯一の答は無いですからね。

そんなわけで、減点主義の中で育った人たちに、いまさら加点主義の何かを考えよっていうのも酷なもんです。

たぶん、減点主義は引き続き、日本の大企業の中にはびこり続けるでしょうね。
それは仕方ないこと。そういうのが大企業の大企業たるアイデンティティだったりもしますし。

大事なのは、減点主義一辺倒ではなくて、バランスよく加点主義でとらえるグループってのが存在することですかね。
それがベンチャーなのか、なんなのかははっきりしませんが、すべてがおなじというのはある意味全体主義的でこわいです。

とはいえ、個人にとってみては、なんだろうが、日々の生活が安定して楽でまあまあであればそれが何よりだと思う人が大多数のようです。
自分もそう思うフシはあり、理解できます。

楽したい一辺倒の人もいるかと思いますが、少しは、もうちょっとなんとかしてーなと思う部分がある人も少なからずいるはずです。
ただ、いろんなしがらみとか、そういうのでだんだんコンサバティブな自分が100%になっていくのだと思います。

そういう意味で、フューチャリストが若い世代に期待するのはよくわかりますね。
なんといっても、若い方が柔軟性があります。(マインドが若いってのももちろん含みます)

———————————————-

結局、じゃあ個人としてどうすればいいのよ?ってところなんですが、とにかく自分の考えを言うということだと思います。
何かを読んで、誰かと話して、何も思わない人ってのはいないはずで、いうかいわないかは別問題として、みんないろいろ思うところはあるわけで。

その混沌とした思いを、ある程度整理して、それをみんなに上手く伝えることからはじめたらどうでしょうか。

そのためには、感想を伝えるだけじゃなくて、自分なりの分析、過去の事例をひもといたり、裏を取ったりと負荷がかかる活動をしなくちゃならないわけですが、それが実は面白いところなんだとおもうところであります。

2007 年 5 月 20 日

余力の大切さ

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:59 PM

人間は、脳のちからの数%しか使っていない。だから、実は脳のパワーはすごいんだっていう論調を見ることがよくあります。

でも、脳科学の研究者であり「海馬」の作者の池谷裕二さんは、次の本で

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
池谷 裕二
祥伝社 (2006/09)
売り上げランキング: 4218

「脳は身体というINとOUTの媒体があってはじめて機能するのですが、人間の身体では脳の力を全部引き出すことはできないのです。」

とおっしゃっています。要するに、脳のちからを引き出すためには、ひとの身体はあまりにも脆いってことでしょう。

それでも、火事場の馬鹿力ではないですが、人はいざという時には相当すごいパワーが出るものですね。

だけど、「いざ」というときが毎日つづいたらどうでしょうか。
たぶん、ホントに「いざ」が来た時には疲労困憊していて

「顔がぬれて力が出ないアンパンマン状態」

になってしまっているかもしれません。

だから、余力を持って生きるのって大切だな~とおもうのです。

新しい環境で、なんだか頑張れそう!と思って、張り切ってやろうと思ったりもしますが、自分の限界というか、余力を持ってやれるペースっていうのをちゃんとつかむのが、長期戦を制する極意なのかなと最近思ったりします。

なんのことはない、仕事をする時にはちゃんと手を抜きますってことです。
月曜日から木曜日までは深夜まではたらいて、金曜日から日曜日までオフとして仕事とは関係ない活動をしてリフレッシュする。
いつもそうやってオンとオフのめりはりをつけて余力を蓄えていればこそ、いざというとき、休日返上で仕事をしても、まあいっかって思えると思うのですね。

そんな感じで、カメに抜かされない程度のウサギでありたいものです。

2007 年 4 月 3 日

佐賀のがばいばあちゃん

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:59 PM
佐賀のがばいばあちゃん
島田 洋七
徳間書店 (2004/01)
売り上げランキング: 216

友達が進めてくれた本です。
ビジネス系の本ばかりよんでると固くなるので、帰りの電車でさっくり読んでみました。

貧乏がいいってわけじゃないですけど、なんか読んでて良いなと思ってしまったり。
とはいえ、やっぱり自分がその立場になれるかって言われるとなぞな部分もありますが。

金が無いから不幸だと思っている現代諸氏によんで欲しい本です。

続編も買おうっと。

ちなみに、

人に気付かれないのが本当の優しさ、本当の親切

だそうです。

2007 年 4 月 2 日

実践TOBハンドブック

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:59 PM
実践TOBハンドブック
実践TOBハンドブック
posted with amazlet on 07.04.03
石井 禎 関口智弘
日経BP社 (2007/01/25)
売り上げランキング: 79256

今日の勉強会のネタは金商法とTOBでしたが、TOBの方はこの本で勉強しました。

TOBに係る施行令は細かいものが多いのですが、趣旨を絡めて説明してくれてます。
これなら実務に耐えられるのではないでしょうか。

————————-

さていきなりですが、ここでクイズをひとつ。
TOBの条件についてです。

制度上、TOBに応募する株主に不利になるような条件変更は基本的に認められていません。
たとえば、TOB価格を1,000円から800円に下げるような変更は基本的にダメなんです。
1,000円を1,200円にするのは別にOKなんですけどね。

しかし、ある一定の条件を満たせばTOB価格の切り下げができるんです。
1,000円だったのを100円にするのも可能だったりするんですよ。

さて、それはどういうときなんでしょう???

⇒答はコメント欄に。

2007 年 3 月 27 日

なぜ株式投資はもうからないのか (新書)

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:50 PM
なぜ株式投資はもうからないのか
保田 隆明
ソフトバンク クリエイティブ (2007/03/16)
売り上げランキング: 1302

保田さんの本は結構面白くて、4冊持っていますが、コレも面白いです。
個人投資家がいかに不利な状況で株式市場に乗り込んでいるのかがわかります。

保田さんは株式投資をするなということを言いたいのではなくて、投資する人の価値観を踏まえたスタンスを明確にしてからやろうよってことを言ってます。

儲けたい!

というのが根底にあったとしても、いくら?どの期間で?全財産のうちどのくらい投資するの?損の許容は?とかいろいろ考えることはあるのに、いきなりとりあえず株やってみようというのに警笛を鳴らしてます。

それと同時に、子供のファイナンシャルリテラシーを高めるための教育論についても面白いことを書いています。
株の売買をシミュレーションさせるのが大事なのではなくて、金ってナンなの?とか仕事って?給与って?会社って?とか社会の基本的な制度からやさしく教えるスタンスが大事と言ってますね。

2007 年 3 月 25 日

神様からひと言

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 2:14 AM
神様からひと言
神様からひと言
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荻原 浩
光文社 (2005/03/10)
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あの日にドライブに引き続き、荻原氏の本です。
今回は、お客様相談室が舞台です。
カタイ本ばかり読んでると、カタブツになりそうだったので、たまにはこういう軽い読み物もいいかなと思ってます。

前回の本のタクシーの仕事もそうでしたけど、知らない仕事の実情がわかって面白いですね。

備忘録:
後半の「おでんの話」
自分が握っているものをみるのはこわいですが、そこをごまかしていてははじまらないのでしょう。

2007 年 3 月 12 日

会社の値段

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 10:47 PM
会社の値段
会社の値段
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森生 明
筑摩書房 (2006/02)
売り上げランキング: 1162

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近年はやりのM&Aや株式投資について、わかっているようでわかっていないようでというところをおさらいするのにいい本です。

企業価値と株主価値の違いとか、企業価値っていう言葉がそもそも英語には「ない」とか、基本的なことなんだけど、目からうろこがおちる話が満載です。

日本企業が蓄えた「利益剰余金」をハゲタカ即席株主が「配当せよ!」と主張するのに対してどう対応すればいいのかとか、IPOで創業者が得る利益とは何なのかとか、根本をよく考えるきっかけになると思います。

優良企業の外国人持ち株比率が高まっていくのは、無念だと言っています。

日本人が貯蓄が好きで、自己主張が苦手で、、、というのは仕方ないとして、これからはどうやっていけばいいの?っていうのを考えるきっかけになるかと思います。

2007 年 3 月 8 日

Google Reader を使う

カテゴリー: IT, 本のレビュー — SKY @ 11:38 PM

久々に、IT系の話題です。

以前、RSSをオススメしましたが、それを読むフィードリーダーでいいのがありました。
Google Readerです。Google アカウントを作れば誰でもただで使えます。

フィードリーダーには、スタンドアロン型、ブラウザ型、ウェブアプリ型等がありますが、複数PCを使う人にとっては、ウェブアプリ型が一番いいみたいです。

このリーダーの設定は、いまんところ日本語じゃなくて英語なんですけど、使い方はいたって簡単。
RSSや新聞の最新記事をお好みに応じて取得できます。日本語記事の取得は問題なくできます。

使い方サイトは→Google Readerの使い方です。

—————–

この情報は、ウェブ2.0時代の情報のやりくりについて書かれた下記の本から得たものです。

日本語の「情報」をインフォメーションとインテリジェンスにわけたり、別の切り口で「情報」をフローとストックにわけたりと結構面白いです。

情報を得るということを最終的に金銭価値に置き換えることを主眼にしようというスタンスで書いているので、
「情報整理に時間を費やしすぎるな」
といった主張が軸です。

「我々は江戸時代の町民が一生かけて得る情報以上のものを1日で受け取っている。」
らしいです。そんな情報の洪水のなか、整理するのはある程度以上やりすぎるのは時間の無駄らしいです。
自分の中に何らかの「フック」だけ残しておいて、必要な時にグーグル先生に聞くのがいいようです。

他にも、Gmail(グーグルのフリーメール)の考え方は、情報の整理じゃなくて、必要な時に検索すればいいというスタンスであるというのをウェブ2.0的であると言っていたりします。

私は、ウェブメールはYahooメールをもっぱら使っているのですが、Gmailも少しずつ使ってみようかと思いました。

ヤバい情報収集術
ヤバい情報収集術
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小川 浩
中経出版 (2007/02/14)
売り上げランキング: 8840
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