2007 年 5 月 31 日

21日目:暦の上では1ヶ月

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

5月最終日。
今日は、お昼に研修がありましたが、かなり無意味でした。
まあ、それはおいといて。

パワポのマスタというのがどういうもんかやっと使いこなせるようになってきました。それと同時に、上手い下地の使い方とかだんだんわかってきました。
理解のために、自分で一からマスタをこしらえてみたんですが、そのおかげで相当レベルアップした感があります。
とはいえ、肝心の中身は遅々としてますね。

明日は、もうちっと中身に踏み込みたいですな。その会社の強みってナンだろうというのをしっかり相手に刺さるように書きたいです。

それと、TOBの事例研究で、プレミアム率と一般株主の応募割合をグラフか表にしようと思っています。世間では3割り増しのプレミアムが妥当とか言ってますが、そりゃホントでしょうか。検討の余地がありますの。

明日は、とりあえずこの2本立てですかね。

2007 年 5 月 30 日

20日目:外務員 & みすず

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:56 PM

おかげさまで、外務員2種無事に受かりました。
いくつか既に間違えたところを発見していたので、ちょっとやばいかと思いましたが大丈夫でした。
よかったよかった。
次は忘れないうちに1種を受けます。引き続き、がんばろうっと。

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この前上司と話していたときに、最近のM&A、特にモノイウファンドによる相当程度の株式購入についてはやるせない感があるということで一致しました。
過去何十年にわたり、利益剰余金として企業内に蓄えられてきた果実を、突然現れた最大瞬間風速的な即席株主がごっそりもっていってしまうのはいかがなものか?ということです。

利益剰余金を過去にきちんと配当しておけばよかった、もっと従業員に還元してあげればよかった、方法はいろいろありますが、海外のファンドなんかに配当してしまったら、日本にあったたくわえが丸ごと外国に持ち去られてしまうわけです。なんとも悔しい限り。

株主を軽視してきた日本企業が、その株主に根こそぎやられてしまったわけです。
会社の所有者はあくまでも株主、そんな基本的なところをおざなりにしてきた企業への罰なんでしょうか。

利益剰余金を蓄えることは、一概に悪いこととは言えないわけで、それと同時に事業に関係ない資産なんかを持っている場合にだけ悪いことになるわけのはずです。

企業価値(Enterprise Value)というのをもっと真面目に考える時代にやっとなってきたってことでしょうか。

とはいえ、個人株主にとっては、TOBがあったらプレミアム付の価格に応募した方がお得なわけで、ミクロ的に効用を最大化した行動が、日本全体のマクロ的な観点ではマイナスになるというなんとも合成の誤謬チックな減少がおこるわけです。

やっぱ、経営者はポリシーを持たなくちゃだめだよな。
そんなTOB価格は安すぎるって言えるように、普段から企業総価値っていうのを考えて行動しなくてはね。

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ついにみすずさよならですね。
社員総会で7月末の解散を正式決定だそうで。
ひとつの時代が終わりますね。
これについては、またおいおい書きたいです。

2007 年 5 月 29 日

19日目:非生産的な日

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

今日の午前中は、昨日の自己株のまとめとかその辺をやっておりましたが、午後はかなり非生産的でした。それも研修と会議のおかげ。

それをとりえ戻すべく、夜はちょっと頑張りましたが、時既に遅しでした。

まあ、そんな日もあるわ~ということで、明日は頑張ります。

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自己株のところを調べていて改めて思ったことがあるのですが、何かを学ぶときは、それをアウトプットしながら学ぶのがいいと思いました。
自分が他者にその概念を教えるならどう伝えるのかを考えて、何がポイントで、どういう具合に纏め上げれば理解しやすいのかをよく考えるからだと思います。
昨日は、本をざーと眺めてなんとなく理解したつもりでしたが、今日改めてまとめ物を作りながら読み込んだら理解が浅い部分が多々あることに気付きました。

てなわけで、またまたアウトプットの効用を発見です。

2007 年 5 月 28 日

18日目:金庫株

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 10:46 PM

週があけて、でもこの週末はなぜか勉強していたから、週が続いているよう。

さて、金庫株、これは俗称で要するに自己株式なんですが、これについて勉強してみました。

金庫株の税・会計・法律の実務Q&A
山田&パートナーズ 優成監査法人
中央経済社 (2006/11)
売り上げランキング: 169798

この本、なかなかいい感じです。若干説明が冗長というか、まとまりに欠けてますが、むしろ何度も同じことを違う視点から言ってくれるので理解が深まります。

自己株式の実務といっても、会計基準は知っているのですが、税務上どうするのかは知りませんでした。
普通に、一般の有価証券の譲渡と同じ用に考えればいいんじゃないの?と思っていたのですが、随分違いました。
こんな危険な知識でクライアントに行かなくて良かった。

ざっくり言えば、税法上の自己株式の買付は、資本積立金と利益積立金を使って自己株式の簿価をゼロにしてしまうのです。
それで、こんときに使った利益積立金の金額が「みなし配当」になるので、法人親会社が子会社の自己株式の買い付けに応募した場合、受け取り配当金の益金負算入条項を使えるようになるわけなんですね。
.
要するに、一見株の譲渡に見えて、実は有償減資と同じ考えなんだそうです。

ちなみに、
資本積立金:その株が持っていたであろう拠出資本の金額
利益積立金:買い付け価額と資本積立金との差額
です。

こうなってくると、会計と税務は全く違う仕訳になりますので、この辺はちゃんと別表調整してあげなくちゃならないみたいですが。

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自己株の話に限らず、こういう知識を使って商売をする職業は
「生兵法は怪我の元」
と紙一重の付け焼刃で勝負しているところが結構あります。

第三者的立場で、クライアントが気付いてもいないようなことを指摘してあげるためには、短期間であらゆる情報を整理し、そのなかから必要な者だけピックアップしてくる能力が必要なんだと思います。

むかしもこの辺のとりあえず調べて纏め上げる的な仕事をしていたので、なんとなく慣れていますが、でもスピード感とクライアントの要求水準は全然違うわけなんです。

てなわけで、水面下で必至に泳ぐ白鳥?のごとく明日もがんばろうっと。

2007 年 5 月 25 日

17日目:DCFが通じない人々

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:56 PM

DCFだのマルチプルだのEBITDAだの。。。

そういう業界用語というか、ファイナンス用語が通じる人っていうのは若い人ではけっこう多いのですが、お年寄りだと理解しようと勤める人は稀だったり。
そして、そういうお年寄りがM&Aの主体の会社の重要人物だったりすると、ディールがややこしくなります。

外資系とかだとそういうちょっと小ぶりのディールは無いのでしょうが、幸か不幸か、自分の会社はそういうディールもしっかりとやっていたりします。

しっかし、世の中にはガンコ親父って多いですね。まあガンコだから会社をでっかくできたという面もありますが。
将来、20年後くらいには今の若い人が経営層に入り込むでしょうからファイナンス用語を駆使した大人な?交渉もできるようになるのでしょうが、今は目の前のガンコ親父をどうやって説得するのかが問題なわけです。

ガンコ親父がムキになるのも当然で、自分の作った会社がいったいいくらで売れるのかがかかっているのですから。

とはいえ、ムキになる原因のひとつは親父達がファイナンスを知らず、理解できないからでしょう。

「御社はDCF法によると企業総価値は○○円となります。」

などと言われても、親父達はさっぱり。
自分が精魂込めて育て上げた大事な会社について、若造が横文字をならべたててイクラだと買い叩きに来る。
そりゃ、親父達にとってみればある意味脅威なのかもしれません。

だから、そういう親父達をいかに懐柔するのかっていうのも重要な交渉戦術のひとつでしょうね。

まっ、とりあえず自分は一番下っ端なので、親父といきなり交渉することはないんですが、周りにいい知恵をつけられるようにいろいろ考えて行こうと思います。

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外務員試験、どうなることやら。
証券税制とか、債券の価格とか知らんがな。。。

2007 年 5 月 24 日

16日目:そろそろペースを支配しないと

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

今日はMTGがいくつか。
ディール全体像をつかむところからスタートしました。

いよいよ第1案件が正式にスタートしそうです。まあ、ビジネス自体はんーという感じですが、ディールの流れを学ぶという視点でやっていこうと思います。

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入社して16日目、これは営業日なので、日付でいうとそろそろ1ヶ月経ってしまいます。
もう、あっというまです。
なんか成長したような気もしますが、もっとやれる気もします。
余力が大事とか言っていて、じつは余力を相当溜め込んでいるフシがあるかもしれません。

これまでの業務で自分の得意分野と素人分野がわかってきました。

得意分野:ストラクチャリング、法規制を調べること

素人分野:Valuation、プレゼン資料作り、会社・市場分析

法規制を調べるのは、かつて会計基準に照らしてどうかっていう視点で業務をやってきたのでそういう脳の使い方には慣れているわけなんだと思います。ストラクチャリングも基本的に法規制に則って、相手のニーズを満たしつつ最大のTAXメリットを得られるようにスキームを考えるので、これも法規制を調べるの類似活動ですね。この辺は得意分野なので意識しなくても勝手に知識が増えていきそうです。

しかし、素人分野は、不慣れゆえ避けがちになります。とっつきにくいですし。
特にValuationは興味はあるんですが、そういう頭の働かせ方をしたことは無いし、専門書の勉強もしたこと無いのでホントに素人さんです。
今日、上司達がいろいろしゃべっていた話もさっぱりでしたし。

とりあえず、トムコープランドの本を読み込もうかと思います。

プレゼン資料作りも、そういう仕事をしたこと無いので不慣れですね。
何も考えずに作ると、文字ばかりの「みたくね~~~」みたいなものが出来上がりますし。
人間の慣れってこわいですね。パワポも全然満足に使えないし。。。

会社・市場・業界分析も、不慣れです。
基本的に興味の無い業界だと、なおさらですが、調べる気力が生まれません。
興味のある分野だとほっといてもこまかーく調べるんですけど。。。
そういう意味で、ムラがあるかもしれません。
しかし、FEEをもらう以上はちゃんとしらべないとなー。
ただ、調べていくうちに興味が沸いてくるってのはよくある話なので、やる気が出ないのは食わず嫌いだったりもするんですがねー。

てなわけで、これまでの感想としては、

「あー、社会人4年間、なにやってきたんだろ?」

です。
かつてヒマな時にもっとエクセル・パワポの使い方や、Valuationのやり方を学んどけばよかった。
と後悔しても後の祭りなので、、、。

やるしかないわね、ヒマがないなら、ヒマをつくれとな。

2007 年 5 月 23 日

15日目:Valuationをひとやまこえたかな

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

今日は、とくにMTGが無かったので、ひたすらValuationの理解に努めました。

予測PL→FCFの計算は簡単にできたのですが、予測BSと予測CF計算書を作るのが最初さっぱりわかりませんでした。

特に、予測CF計算書は、適当に作ると、BSの現金があわねー状態で、貸借の一致しないBSができあがるという情けない状態でした。

モノの本なんかでは、BSの貸借を一致させるために、現金を調整勘定としていたりしますが、実務的には予測CF計算書からBSの現金へ飛ばすこともありうるらしく、その一巡を矛盾無く作るのに苦労しました。

結局、CF計算書の精算表を作って、それを式で飛ばす形式にしたんですが、非常に構成のわかりにくいエクセルシートとなってしまいました。
一言でいえば、「美しくない」状態です。

CFを上手く回す方法は今後考えないとな~と思いました。
しっかし、どうやってもBSの増減から作らねばならないので精算表はMUSTな気がしますが、精算表を使うと汚くなるんですね。
CF調整勘定にその他を使えば、できないことも無いけど、それでいいのかは謎です。
明日、上司に聞いていますか。

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今日は、お昼にZENとその同僚と飯を食いました。
彼の会社は、最近相当採用熱が高いらしいです。
会計士がM&A関連の仕事をしようと思ったとき、アドバイザリーファームに転部(転職?)すれば関連業務ができますからね。
それに、業務量もそこまで厳しくなさそうで、彼は定時で上がれることもあるとおっしゃっていました。ちょっとうらやましか。

DDの業務についても聞いたんですが、要するに資産の評価の妥当性と負債の網羅性に重点を置いた手続をやられているようです。
ただ、品質管理レビューとか、部内審査とか、調書がないというのは楽なところらしいです。

同じMA関連とはいえ、自分とは違うフィールドの仕事内容を聞くのはとても興味深い話がきけてよいですね。

2007 年 5 月 22 日

14日目:組織の将来像

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

今日は、朝一のMTG→資料作り→外務員の勉強といった具合でした。
Valuationはやる暇がなかったので、明日はやらなくては。

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自分は20代だから、何よりスキルアップを考えて仕事をしています。
給与が下がっても、将来的に一番面白くなりそうだと思える仕事を選ぼうと思って転職したわけです。
そういう感じで、20代のひとは組織の中でどんなマネジメント的役割を果たすかなんてあまり考えないのですね。

しかし、40代以降になると、マネジメントとしての生き方を考えるようになるようです。

日本的会社の特徴は、従業員を飼いならして、終身雇用的に扱うってことです。
巷では、終身雇用は壊れたとか言っていますが、それは一部の話で、大多数の企業、特に東証一部上場クラスだといまだにみんな終身雇用前提で生きていたりします。
トップマネジメントは、従業員の牙を抜いてしまうように人事・組織制度を作っていたりするのです。

でも、ときに牙を抜かれずに、ひそかに磨き続けている人がいるみたいです。

今日話した上司もそんな人でした。

組織は短期間では変わらない、しかし、変えようと思う人がひとりでもいなけりゃ、絶対に変わることは無い。
私は、表題の通り入社14日目の身分なのでえらそーなことは言えませんが、組織が人で成り立っていることはわかります。

牙を抜かなくとも、優秀な人材が辞めないでいてくれる組織、むしろ、持てる牙を上手に生かして仕事をしてくれる人を囲い込めるような組織、そういうのってどんな形態なんでしょう。

ヒントは、いくつか思い当たります。
スーパースキルを持ったスペシャリストをマネジメントと同格に扱うということでしょう。
ひとはそれぞれ違った能力・価値観があるので、それを満たしてあげるようにすればいいはずです。
偉い人が皆、管理職になる必要は無いはずですから。

まあ、入社14日目氏がどうのこうの言ってもまったく説得力がないので、そういう視点は持ちつつもいろいろな人の意見を聞いてみたいですね。

アウトサイダーである自分の立場って言うのは案外いろいろ知れて面白いです。

2007 年 5 月 21 日

13日目:FCFの算出に使わない資産負債

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

通常業務と平行して、外務員の勉強とValuationの勉強をしているのですが、Valuationは奥が深いです。
DCFやっておしまいって言いうのは簡単ですが、やるのは難しいです。
前提を置いたり、実態に合わせたりとか、いろいろあります。
誰かは、Artであるとおっしゃっているようですし。

そんななか、FCFというそもそもの概念すらホントに理解してなかったなということに気付きました。

FCF=NOPAT+減価償却費-設備投資±運転資本増減

なのですが、企業はFCFを生み出すための資産負債だけでなりたっているわけじゃないのですよね。本業に関係ない有価証券や、本業に関係ない負債があったりします。
そいつらも、EV算出時には考慮してあげないとならないのですね。
というわけで、FCFを出すだけでは、まだ5合目ってところなんです。

ときに、このFCF算出に関係ない資産負債が相当の大きさを占めていたりするので、びっくりです。

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別件ですが、客の欲しい情報は何だろうと思うことが大事だと思いました。

プレゼン資料を作る時、独りよがりの者にしないためには、読み手が一番欲しい情報は何だろうかと、自分で突っ込みを入れながら作るのが大事なようです。

「結局、売買の結果儲かるの?」

っていうのを説明できないと、資料がどんなに分厚くてもだめみたいです。

2007 年 5 月 20 日

余力の大切さ

カテゴリー: 本のレビュー — SKY @ 11:59 PM

人間は、脳のちからの数%しか使っていない。だから、実は脳のパワーはすごいんだっていう論調を見ることがよくあります。

でも、脳科学の研究者であり「海馬」の作者の池谷裕二さんは、次の本で

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
池谷 裕二
祥伝社 (2006/09)
売り上げランキング: 4218

「脳は身体というINとOUTの媒体があってはじめて機能するのですが、人間の身体では脳の力を全部引き出すことはできないのです。」

とおっしゃっています。要するに、脳のちからを引き出すためには、ひとの身体はあまりにも脆いってことでしょう。

それでも、火事場の馬鹿力ではないですが、人はいざという時には相当すごいパワーが出るものですね。

だけど、「いざ」というときが毎日つづいたらどうでしょうか。
たぶん、ホントに「いざ」が来た時には疲労困憊していて

「顔がぬれて力が出ないアンパンマン状態」

になってしまっているかもしれません。

だから、余力を持って生きるのって大切だな~とおもうのです。

新しい環境で、なんだか頑張れそう!と思って、張り切ってやろうと思ったりもしますが、自分の限界というか、余力を持ってやれるペースっていうのをちゃんとつかむのが、長期戦を制する極意なのかなと最近思ったりします。

なんのことはない、仕事をする時にはちゃんと手を抜きますってことです。
月曜日から木曜日までは深夜まではたらいて、金曜日から日曜日までオフとして仕事とは関係ない活動をしてリフレッシュする。
いつもそうやってオンとオフのめりはりをつけて余力を蓄えていればこそ、いざというとき、休日返上で仕事をしても、まあいっかって思えると思うのですね。

そんな感じで、カメに抜かされない程度のウサギでありたいものです。

2007 年 5 月 18 日

12日目:枝葉をそぎおとす

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

朝一に、マネージャにプレゼン資料を作ってといわれました。
先週にMTGしたクライアントへ送るためのものを作れってことでした。

論点がいくつかあったんですけど、普通にプレゼン資料を作ると説明が冗長になりがちですね。
私の言い回しは、すっきりスパッと感がちょっとすくないみたいです。
ということで、ドラフト版を作った後、ざくっと言い回しを変えてみました。
ポイントは、いかに短い表現で伝えられるかっていうことです。枝葉をそぎおとして核心のみからなる表現をつくってみました。

だらだらと資料を書くのは誰でもできるんですが、エッセンスだけぬきだし、さらにそれを見る人のためにいい見せ方をするのは結構しんどいです。

ちなみに、見せ方だけじゃなくてそもそもの内容も法律の文面をおってみたりしながら考えて書くので、かなり時間も使います。

それでも、充実している感はありますね。

作った資料は、直接はクライアントが使わないかもしれないし、調べた論点もすぐには完全に理解できないのかもしれません。それでも、今日それを頑張って作ったことで、身に付いた部分も結構あるはずなのです。

外へ向けて資料を出すプレッシャーっていうのは、いいものですね。

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業務開始からも2週間が過ぎました。

学んだこと、たくさんあります。

ただひとつ気がかりなのは、学べば学ぶほど、先生のパラドックスに陥らないように気をつけなくちゃならないってことです。

今の業務については、素人としてスタートしたんですが、そのうちいっぱしの口を利くようになるかもしれません。
そうなったときには、先生のパラドックスにはまっていて、わからない人の状況がわからない状態になってしまっているかもしれません。

そうならぬよう、できることは、業務を通じた新鮮な気付きや驚きをそのまま残すって事です。このブログを書いているのもそういう意図もあったりなかったりといったところでしょうか。

何事も、成果物を残しておくのは意味のあることだと思います。

誰かに使ってもらうためにという視点で物事を整理するのは案外役に立つものです。

2007 年 5 月 17 日

11日目:情報ソースを点から線へ

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

業務上、わからん単語や事例がたくさんでてきますが、そういう時は大抵まずはGoogleで検索します。
そうすると、大概のことについてはわかるのですが、ときおり全くひっかからないケースもあります。

そんなとき、今までだったら諦めてしまっていたのですが、この度新しい検索方法を発見しました。

それは、日経テレコンを使うという方法です。

日経テレコンは、結構高価なんですけど、すごい代物です。
過去からの連綿たる新聞、雑誌の各種記事が全て検索対象になるからです。

Google検索ですと、「いま」生きているウェブサイトしか対象にならないというわけで、「点」の検索方法なんですよね。

でも、日経テレコンだと、時系列をおって検索できるんです。いまはもうどこにもないような記事についても一発で検索されます。
いままで点の世界で検索していたのが、時間軸を足した線の世界での検索ができるようになります。

Google先生は、無料で素晴らしいんですけど、日経テレコン先生も有料ですがかなりのすぐれものです。

2007 年 5 月 16 日

10日目:包括否認条項

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 10:54 PM

今日もMTGがありました。
また別のディールがスタートします。

だんだんわかってきたんですが、M&Aの当事者達はとりあえず節税したいってことです。
税金を払わなくてすむなら、それにこしたことはないってわけです。

適格再編を使えば、対象企業の資産負債の簿価引継ぎが使えますし、対象企業の株式を保有している人は、現金が対価として払われていないってことで、譲渡損益の繰延が使えます。

単純な適格スキームなら案外さらっと作れますが、問題はそれが包括否認条項に引っかからないかってこと。
このあたりは実際に実務を経験していきながら、TAXスペシャリストの考えを拝借しつつ自分の中に素養をつくっていくしかないのでしょうね。

クライアントのニーズを聞いて、最適と思われるスキームを瞬時に作ってそれに関するリスクまで言えるようになりたいな~と思います。

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だんだんわかってきたことがもうひとつあって、M&Aが近年はやっていて、企業価値評価の考え方もだんだん一般的になってきているように思えますが、、、それは一部の投資銀行業務経験者や若い意識の高い人だけなのかもしれません。世の中理屈じゃ説得できないひとがたくさんいます。

そういえば、採用の面接の時、エライ人が仕事をしていくうえで必要なのは2つあって、

1.ストラクチャリング能力

2.人間力

とおっしゃっていました。
1.のスキーム組成やディール進捗管理はやっていけばなんとかなるみたいですが、人間力っていのはそもそもバクッとした概念なのでどうやって育てられるものなのかも謎ですが。

2007 年 5 月 15 日

9日目:Valuation+外務員

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 10:33 PM

昨日に引き続き、Valuationのモデル作り。
エクセルシートの構成はわかったんだけど、それを実際に自分で回すとなると、ちょっと大変。
練習用として選んだのは、今度関与する予定の会社のF/S。

とりあえず、PL→BSの流れは余裕なんだけど、設備投資と運転資本のあたりの調整がまだ不慣れ。
また、CASH保有高の調整も上手くいかない。

FCF=NOPAT+DEP-設備投資-運転資本増加額

というのは、机上ではわかるんですけど、それをモデル化するのは意外としんどいのです。なんというか、実感を伴った理解にはまだ足りない感じ。

そういえば、エクセルのChoose関数というのが意外と便利なのに気付きました。
複数のパターンを考えた時に、前提を「あらよっ」っと変更させるのに重宝します。
IFで代替してもいいんだけど、Chooseも使えそうです。

これ、他人の作ったエクセルをみてて便利だって気付いたんです。
ひとのエクセルを分析するのは骨が折れますが、意外と新発見があって面白いですね。

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証券外務員という制度があるんですが、証券会社の従業員はこれを受けさせられるのです。
証取法をはじめとして、業務に必要な知識が山盛りです。
かつては、誰でも受かる試験だったらしいですが、いまは合格率が5割。半分落ちるらしいです。

とはいえ、試験は平日は毎日やっているのですが。

ただ、連続3回落ちると、半年くらい受けられないペナルティがあるし、かっこ悪いので1回で受かりたいものです。

ほいで、その勉強を夜にやっていたりするのですが、意外と難しい分野があります。
証券税制とか知らないし、債券の業務もほとんど知りません。さらに投資信託系はさっぱりです。

まあ、択一なのであやふやな知識でも何とかなりそうですけどね。

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今度、エネルギー系に関与しそうなんですが、エネルギーといえば、電力 VS ガス ですね。
個人の家庭で、オール電化しているところもあると思います。
初期コストは電化の方が高いみたいですが、ランニングでは電化に有利とか。
でも、電化は思いっきり電磁波ですから、それが人体に及ぼす影響は謎です。

個人的には、旧人類なので、ガスのように「火」がないとホントにあったまってんのか気になります。
ということで、なんとなくガス派なんですが。

普通に考えて、電気よりもガスの方が地球には優しいはずなんですよ。
だって、電気はガスから発電している部分もあるわけで、エネルギー変換時に何割かは熱エネルギーになってしまい、ガスの持つエネルギーの一部だけが電気になるわけですから。

でも、輸送コストとかいろいろ考えるとそうでもないのかな。

いずれにせよ、化石燃料を使う発電方法は限りあるんでそれの代替を考えなくちゃってわけなんですが、長期だけ考えて短期でしずんでもだめなので、短期的な企業価値の最大化に取り組まねばならないようです。

なんだか、矛盾がありますが、そもそも不完全だから仕方ないですかね。

このあたりはまたおいおい。

2007 年 5 月 14 日

8日目:Valuation

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 10:41 PM

週があけて、8日目。

Valuationのワークシートをもらって検証する。
とりあえず、できるだけべた打ちをなくすことを念頭にシートをいらう。

また、ディール用のインフォメーションメモランダム作成の下準備にとりかかる。

先週までとは違って、スキームとは関係のない仕事だったのだが、、、結論としてスキームの方が面白い。
まあ、下積み的仕事もやらないと全体像はつかめないので頑張りますがね。

やる仕事ごとに、面白さを考えてみて、一番面白いと思うものに一人前になったらシフトしようと思います。しかし、いまはとりあえず修行しましょう。

ちなみに、1度に複数のディールに関与するのにまだ不慣れなので、切り替えが難しい。
パワポもエクセルもまだまだ技量が足りませんな。

2007 年 5 月 12 日

戦場だよ厨房は

カテゴリー: A day in the life — SKY @ 11:59 PM

とある五右衛門とかいうパスタやのカウンターからは、厨房が丸見えなのです。
目の前でこれでもかっという量のパスタを作っているのですが。

料理人の動きが半端なく早いです。3つ同時にパスタを炒めるとか平気でやっておられました。

うーん、あれだけ働いて時給1,000円はないでしょう。。。

私には真似できません。あの動きの機敏さはなんぞや。

なんというか、あれだけ頑張ってパスタを作っている人がいるのに、デスクでパソコンで謎のワークシートを作っている人のほうが給与が高いのはなぜなのでしょう。
価格は、需要と供給で決まるらしい。供給量が制限されている仕事は、それなりに時給が高いらしい。
でも、なんか世の中間違っていると思ってしまいますよ。

自分が、仕事つまんねーとかいって、事務所でネットサーフィンしている時もどこかで誰かがパスタの3つ巴と格闘していたのです。

自分中心の視点からちょっとずらしてみて、宇宙船地球号の住人達がいま何をしているのかを考えてみるのは意外と興味深いことだったりしますね。

2007 年 5 月 11 日

7日目

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

初のクライアントとのMTG

飛び交う金額の桁は、むかしと1つか2つ違います。
なんというぼったくり、もとい高収益率。
また、会話の内容もお互い真剣勝負です。

ところで、プレゼンの見せ方というのをちょっと再考する必要がある、というか資料の見せ方かな。

細かいエクセルシートを見せても、まあ無駄だね。相手は、計算過程なんて二の次で、結論が知りたいのだから。

前の仕事で「うらをとる」ことに慣れすぎて、それを残し、報告することばかりやってきたので、私の作業はどうしても結論に行き着くまでの壮大な過程を残してしまうのです。

そうじゃなくて簡便に、でも流れをしっかり保って「シンプルなプレゼンを」っていうのを大事にしなくちゃと思いました。

今週5日間働いたけど、ホント勉強沢山の週だったとです。
でも、新しい仕事はホント面白いね。転職して嫌なことなんてひとつもないです。
朝も早いんだけど、毎朝起きるのが全然苦じゃなくて、むしろ楽しみみたいな。かつては、朝があれほど嫌で苦手だったのに、なんだったんでしょ。
また、周りの先輩方もみんな優秀で、しかも後輩を育てようともしてくれているので、ありがたいです。

かつては、「この業務の先に、いったい何があるのだろう?」なんていう自問自答を毎日繰り返してたのに、今はクライアントへの付加価値をつけられる仕事をすることで自分も成長させていくという目標ができたんで迷いとかも全然ないのです。短期的にはこの仕事で不安はなくて、あとは長期的にどの方向へもっていくかをゆっくり着実に考えていくことが大事だと思うのです。
今やっていることに不安がないからこそ、将来のことを考えるのに集中できるのかもしれません。

という感じで、来週も頑張ります。

その前に、土日はしっかりリフレッシュします。

2007 年 5 月 10 日

6日目

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 10:44 PM

タイトルは、別のがひらめくまでこのまま継続性の原則。

新基本通達にやられました。
スクイーズアウトを適格でやるのは極めて厳しくなってきたみたいです。

クライアントのニーズとしては、いかに楽に手続を少なくして目的を達成するかってことです。
だから、シンプルな提案がうけるみたい。
それに、実務を一緒に回すのは自分たちなので、重い提案をするとあとがつらい。
コンサルと違って、一緒に作り上げてく系の仕事は、壮大に風呂敷を広げすぎるとあとがつらいですね。

今日は、会社の上司が
「会計士は重箱の隅をつつきたがる、そうならないでくれたまえ」
とおっしゃっておりました。

世間一般の会計士のイメージは「重箱の隅のフッティングマシーン」だと思いますので、そう思われても仕方ないか。
会計士ですっていうのは、いい意味でも悪い意味でもレッテルを貼られますね。
ビジネスであることを意識して、やっていきたいと思います。

——————————-

今日のポイント

・簡易及び略式組織再編が使えるなら、それを使ってみるべし。
・子会社は親会社株式を持ってはいけない。だが、三角合併のためにもつのはOK それで、親会社の貸付で親会社の増資を引き受けてもいいみたい。これって見せ金みたいですが、大丈夫というのが多数説みたい。

2007 年 5 月 9 日

5日目

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

引き続き、芸の無いタイトル。

徐々に、社内体制の全貌が明らかになってきたり。

いずれにせよ、人手不足なの葉間違いないようで、初っ端からいい仕事ふられております。

なんというか、アウトプットの練習が不足している感がありますね。パワポで資料をどう見せるかとか。
知識を知っていても、それを顧客にどうやって見せるかという視点がないと、ウケが悪いですから。
心機一転、成果物の見せ方の練習をしましょうと思います。

そういえば、上司が

「張り合いのあるやつが減ってきた。」

と嘆いていました。
張り合いとは、議論できるやつって意味だそうで。

YESマンではなくて、ちゃんと自分の意見を言えるようにならないとなと思いましたわ。
そのためには、はよディールの全体像をつかまないとね。

2007 年 5 月 8 日

4日目

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

このタイトルも、芸が無いですが。。。

とりあえず、4日目Keep。
ようやく適格性の全体像がつかめてきたところです。

今日はひとつ、税の網をくぐりぬけるべく新スキームを編み出してみたんですが、まあ採用されるかどうかは全く未知数カツ、採用されない可能性のほうが高そうですが。
でも、自分で、あれやこれやと制度を守りながらスキームを組み立てるのは面白いものですね。

ところで、チームの中堅にMGRがいるんですが、その方、さすがです。私の拙い落書きをパワポでかっこいい提案書に仕立ててました。はよ、ああいうレベルに持って行きたいものです。

そういえば、週内にクライアントデビューができそうです。
なんか一言でも発言できるようにいろいろ仕込んでいこうと思います。

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今日のキーワード
・みなし配当
・抱合株式(だきあわせかぶしき)

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