2007 年 10 月 2 日

事業分離~分離されるということ

カテゴリー: 業務日誌 — SKY @ 11:59 PM

事業分離の会計基準ってやつがあるんですが、スルーしていたのね。
企業結合はよく読みますが、事業分離はあまり出てこなかったもので。
でも、必要に迫られて読んでみたのですが。。。

適用指針と会計基準の関係がやっとこさつかめましたわ。
結局、会計基準の結論の背景を読まないと、適用指針がよくわからんという構造になっているのね。
改めて認識しましたわ。

会社分割とか、あまり意識してこなかったけど、これが必須な知識になる予感。

日本型コングロマリットのばら売りが迫ってきているというのが多方面で言われておりますが、そのためには会社分割が必須ですわ。

うーん、奥が深い。

さらに、分割税務がでてくるともうわけがわからん。
ひとつずつ丁寧につぶしていくしかありませんわね。

Thomsonのリーグテーブル見てみると、M&A市場の世界規模の大きさを感じます。日本のM&Aは世界規模から見ればちっぽけ。そりゃ、シティが日興を完全子会社化しようが、世界的にみればたいした出来事じゃないかもしれない。
どうやら、M&Aっていうのはトップダウンで決まることの多い戦略のようです。
要らない会社や事業部を売り払うとか、それを売り払われるところにいくことは絶対ないような地位にいる人が決めてしまう。
片や、売り払われる人たちは、決定事項となったあとに翻弄されるだけ。

「拠点の統合でコストが合理化できます。」

なんてよく使われるフレーズですが、合理化されるほうにとっちゃたまったもんじゃない。ローンを組んでせっかく営業所の近くに家を買ったと思ったら、会社が売られて営業所が統廃合された結果の転勤とか、実際にありえるから恐ろしい。

株主は事業が高く売れればそれで満足。でも、事業ってのはそれに従事する人がいなくちゃ回らんのですわ。
とはいえ、事業を持ち続ければ自らも滅びの道を行くのみだから、切り売りするしかないというケースだってたくさんあって。
みんなを救うことはできないから、一部の人には諦めてもらおうって話。

会社のために尽くしてきても、その結果が良いものだとは限らないってね。

日本の転職市場が発達してきたとはいえ、それは若い世代とエクゼクティブ層だと思われる。
一社入魂の大多数の人々は、会社がなくなったらどうすりゃ良いのさってね。

「手に職を」ってのはよく言われる。
会社にではなく、専門性で自分を規定せよとね。

そういう観点では今の立場でできることはあまりないのも事実。
アドバイザーの立場では、意思決定の助言はできても意思決定自体は当事者がするものだし。
会計仕訳の奥にあるものが何なのか、それが何を意味しているのか、自分の扱った案件がクロージングしたよ、ハッピー、さよなら~という簡単な人間にはならないように気をつけなくちゃね。

MEBOは良い方向性だと思う。
売られるくらいなら、自らが主体的に経営してやろーかというモノだから。
とはいえ、日本にはホントに経営できる人材ってあまりいないみたいですわ。
「日本株式会社」の子会社たちがホントに独立するために必要なのはひとりひとりの会社と仕事に対するスタンスにあると思ったりしています。

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